2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

関係において

ただひたすらに同じ時を同じ場所で過ごすことがどれほどに大切か

あの人がかき消されそうになったという美しい風景が巡ってきた

選ばれなかった場所で

やっぱり私の居場所なのだと思う。 今いる場所を 一緒に過ごした時間を 丸々否定してもありあまるだけの実感がある。

緻密なワタシ

結局ひとりだって気付く瞬間が訪れる

張りつめて響かせる

一瞬一瞬がきちんと動いている感触

伸ばした時間

君がいるとついつい留まってしまうから困る

季節

さむくなってしまって僕はどうにもこうにもだめになってしまった

夢の終わりに

このまま時を止めてしまおうと なにかを抱きしめて 目をきつく閉じて 捕らえたつもりだったのに 目を開けたらはるかとおく

かげろうみたいにゆれる

私たちは輝いていることにしか価値がない

運命を引き寄せる言霊

大丈夫。きっと会える。 必ず会える。 魂をやすめ、みがき、けだかくさせる そんな存在に。 待ってる。

孤独な大衆

744人という統計のなかで 一の位としての自分しか思えない

時は繰り返す

なんにも変わらないままで夢でだけ会えればいいのに

目指すところが違うようだ

遠い未来を当たり前のように約束できることを 実現できることを 祈っている

かき消えそうな幸福と共に

今日の夜空を 雲の長さを 星の瞬きを 忘れることはないだろう

右肩と眠り

嗚呼 ついぞあの感覚が遠くなってしまった取り戻せますように 失いませんように

いつもの道を

久しぶりにゆっくりと歩くこの街路樹はこんなにも高かっただろうか

朝日とすすき

きちんと繋がっていられること 慈しまれている実感それは過去からずっと続いているもので私たちが着実に大人になっていってるということ

鳥が空を覆う日

通ったことのない見慣れた道を行く ここは確かに私のまちだ 見たことないけど 私のまちだ

いつぞやの電流

やっぱり自分の電気信号で触っていることを認識したいよね

夢追い人

そこにいるという幸福寒くなったから 君の温度が 存在が 暖かい

くもりの日に

葉のいろで 「ああ、ここは光りが差すんだ」 と気付く

見つけ出せない差

策略を重ねても「自分のなかの君」の像がズレていたなら意味はない そう、わかっていた筈だろう?

禁忌なのでしょうか

赦される必要性すら感じなかった 痛みでさえも抱えて離したくなかった 可能性なんていらなかった ずっとそこにいてくれるならば

無月

たとえ僕の目には見えなくても 君の目に映る光りを見ることが出来るのならば

逢いたい人に逢えない

今日が昨日になったら すぐに遠くへ行ってしまう どんなに遠くなっても 手を伸ばせば届くみたいに見えるから 空を切る手が、冷たくて

光りをかき集めて

雨の中に見つけたみずみずしいみどりの光りに息をのんだ

振り返ることもしないで

誰であっても 成長していく様を見るのは嬉しいし それに自分が荷担しているとなると なおさら愛おしくなるものだろう

虹としゃぼん玉とほおづえ

少し暑いくらいの気温で、夏の気分になったけど 空を見上げれば明らかに秋空なのだった黄色の糸と色水が なにかを描こうとしている

無作為のうつくしさ

水彩絵の具は乾く前が一番綺麗だという完成されていないということの、その儚さへの憧れ若いというのも 同じようなものだろう

神さまにお願いしても

叶ったことはないと思うな思うように描いた人生の道