2014-01-01から1年間の記事一覧

君が誰かを請う瞳がすきで その瞳で僕を見ることはなくとも

他力本願に自分が最も楽しくなるような場所を作る それだけを目指してもいい

君にもらった夜明けの 両手に収まりそうなささやかな光を 追いかけるような目覚め

すき とか きらい を探さないで ただ居心地のよい場所をそのまま受け入れて

緋夏

夏を失った気分だ 夕暮れになりそこなった曇り空 セピアに街を染めて

やさしさの背丈を合わせられる人になりたい

ネガティブな方向に自分を説明してしまわないこと

たとえば君が逃げようとしたときに、僕は 追いかける力は 引きとめる力は あるのだろうか

夏の予感だけがやさしい

果たされたことなんてなかったのにいつもこれからの夏はきらきらの約束ばかりで

ありのままで愛されるなんて思わない 良く在ろうとする姿勢を愛したい

関係性には有効期限があるってことが解りつつある

忘れられたいと願うひともいることを忘れないようにしよう

一緒に楽しくなるのには不器用なんだけど 君がつらいとき、シンクロするみたいに解る

春を繰り返したら何かが始まる気がして

視界をひらひらと横切る春のひかり

あたたかさに隠されたするどい冷たさに刺されて、

大切にしたいものが多すぎて もうなにも掴めない

心地よいあたたかさに梅がほどけて舞ってしまう

ポップコーンが食べたいがために映画館にゆきたい

連続した人格であることについて考える