2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧
あたし、これから世界一の嘘つきな女の子になる 世界は素晴らしいってみんなを騙し続けるの
日差しに乱反射しながら舞い 夜空に光りを広げ 音を吸収する 白がある
一緒に月を見上げたけれど あたしの見たそれは 雲がかかっていたの あなたの目には 雲一つなかったのに
君が見ている夢を 少し知りたくなって そろり そろりと つま先を のばして
あこがれを現実的に見てみたら かなり怖いことに気付いた 手に入れるべきではないものもある
変わらないものを求め続ける 動けなくなる 根付く
こんな操り人形みたいな 自由の利かないわたしでいったいどんな望む未来を作れるというのだ
隠すことでしか伝えられないこともある 歪んで絡まって 辿って僕は読み解こう
私が奪ったのだと思いたくない あなたの あなたたちの 幸せを
そういえば心臓の動きはけっこう早い 吸ってはいている空気もけっこう多い
あなたの志しは真っ向から反対しますが その姿勢は認めます まあ、最後に勝つのは私ですけどね
つめたいのが分かったら 満足した 私はちゃんと あたたかい
過信させて下さい 叶えられないことは 言わないでください
こんな天気の日は思い出す 寒かったから あたたかいほうに 引き寄せられる 抗いがたいと 思いませんか
あなたに心を奪われて わたしはバランスを崩してしまうのです だからあなたが支えてくれなければならないのに
文字とかイラストとか記号をひたすら脳に与えていれば さしあたって私の人格というのには直面しなくて済むような気がする
変化を悟られないように 虎視眈々と 着実に 劇的な輝きは一瞬でこそ美しいのだから
昂揚している集団に 飲まれそうになる弱さ
特に感想もないこのときを思い返すことだけを 確信していたくりかえし くりかえし
嘘をつかなくても騙すことは出来る 嘘なんてついたことない 嘘が嘘だなんて信じてないし 騙されていると自覚的でありながらも 真実であると信じたい故に虚偽になるか 嘘はついていない 嘘はついていない
目を閉じて 解体して 目を開けて 再生する 鉄の味と金属音 私は機械だ。機械だ。
なにが気に入らないんだ? 私を留まらせるこの気分は 動き出すエネルギーを秘めている
かたちのないものを所有したくて僕たちは想像力をはたらかせる こころでみる こころで感じる
私の口は二つある 噤むための口と 嘘をつくための口と 言葉にしてしまえば嘘になる それでも黙るための口に意味がある
雨に流された私の言葉 いつか誰かに届くといい 大気に溶かした私の言葉 いつか世界に叶えばいい
簡単に死なれてたまるか しぶとく生きろ 自分の人生に責任を持て
ギリギリの危うさは確かに生きている実感を与えるけれど 倒れちゃった時というのを切に予想などしてないだろう? 無難に生きるべきだよ
冬の空気は厳しくてさみしくて優しい色がよく似合う
たまには壊れたくなるから 誰か直して欲しい
帰ってきたという安堵に包まれる空間が確かにあるから