2008-12-05 終焉を演ずる空 紙切れ一枚に込められる価値はとても とても大きくて 僕は空気を取り入れていながら酸素を吸収できていないように鈍く存在を主張する胃腸を抱え 苦しんでいた。 沈黙する精神 千切ったかのような雲を流しながらぬるい圧力になぶられて歩く枯れ木の葉さをうばう優しさ かつては伸ばした腕に 強風の中、価値を救う