溜息

戻れないときの感情のために 物語を手繰る 今につづく、原動力を思う

わかりあえるかな。 折れるしかないこの状況で わかってもらえるのかな

空を見上げるなんていつぶりだろう

そのはじまりを。

弱い自分がかつてない自己主張をしている 忘れてないよ 守るから、おいで。

帰る場所が欲しかっただけなんだよ・・・

目を閉じて 耳をふさいで 心が一層 うるさくなる

これでよかったのだ どうあがいても当てはまらない欠片は 無理やりにはめて壊すより その他大勢の中で何よりも安定感を持って 存在さえしてくれれば

そこまで知識がない訳じゃないんだけど 結局それを主張する強さがなければ 馬鹿でいるしかない

ひたすらにねむる ねむる 眠る 夢の中で思い出が永遠に再生されるように

欲しかったわけじゃないけど 誰かにとられるのは嫌だった 私のものじゃなくなるのは 絶対に許せなかった 欲しかったわけじゃないけど 誰かのものになっても 私から離れることは 絶対に許されないとおもった

誰も助けてあげないからさっさと自分で立ち上がりなさい

なにかに怯えている 逃げようとしている 戦かおうとしている 誰にも踏み込まれたくないけれど 誰からも忘れられたくない

無邪気さは消えてくんじゃない 埋もれていくだけだ

狭い空間で爆発みたいに震う 存在をひたすらに叫び主張する 生きてる実感が欲しくて

見慣れた景色に雪が積もって 懐かしさを感じて、一息 違和感を感じて 首を傾げて 君がいない事に思い当たる 初めて死を纏ってから 一年と一日が過ぎたのだ

達成感をともにした仲は伊達じゃないね

自分の気持ちがわからない わからないけれど 今まぶたを閉じたら 涙がこぼれるような気がする 見えない涙が流れる気がする

けっきょくお前は最悪であることに慣れてしまったんだろ? 救えないな、救えない。 まともになりたければ自分で這い上がってこいよ 待っててやるから

あなたがそれで結局なにを求めているのかわからない 今日はなにのために生きましたか 明日はなんのために生きるのですか そうしてどんな人生にするのですか

なんども再生されるあの記憶 寒かったから、あたたかいほうへ向いてしまっただけ それだけ。 抗いがたいと、思いませんか?

低くつぶやく呪いの言葉 禍言で縛る君の声 無責任な約束なんかよりずっといい

醜態を晒したくない故に 虚勢を張って生きてきた 本質なんて知らなくて 私は私を見失いそうだ

忘れてないよ ずっと居るよ 見守ってるよ

弱音を吐くと 改善はしないのに少し楽になるから まだ頑張れるときは 堪えた力で 良くしていければいいと思った

閉じ込められていた檻扉だけ開けられて 「出て行くな」 そう言われている感じ

根拠もなく あなたとの繋がりを 確信していて 何が悪い 会えるよ、会える

思うよりもみんな がんばっている強くなりたいと 願っている

自分が止まっているから 周りが動いてるように見えるだけ

ひたすらに記憶と感傷を甘やかすためだけの 無意味な思い出のごみ 一緒に朽ちたいのに 今日も明日も、私は生きる